味ことば

田から物 宮崎米穀店

2008年11月17日 15:35

読売新聞の朝刊に連載されている【食ショック】の変わる文化と習慣「2」から

【味ことば】
(略)
食品総合研究所(茨城県つくば市)の早川文代・主任研究員の調査では、
日本語には「サクサク」「とろける」など445語もの“食感表現”がある。
英語の77語、ドイツ語の105語などと比べてはるかに多く、「食感に対する日本人の
繊細さを反映している」と分析する。
しかし、その豊かさは失われつつある。ミツカングループ本社は、食感や味覚表現を
「味ことば」と位置づけ、昨年、約460人を対象に調査した。
「滋味(栄養豊富でおいしい)」の意味を理解する人は18%、「馥郁(ふくいく・よい香りが
ただよっているさま)」は10%しかなかった。
ファーストフードの流行に危機感を持ったフランスでは、国をあげた味覚教育を
1990年代に始めた。(略)

【味ことば】・味を表現する言葉の数は
日本語  445語
英語  77語
ドイツ語 105語 らしいです。
世界に稀な四季のある森の国、日本の和食がすばらしいのは【味ことば】
の多さからも分かります。他国では味わうことができない日本の自然の食べ物を
もっと見直すことをしていきませんか。
味の味覚の繊細さ、色の色彩の繊細さこそは日本という国の文化の特徴なのだと思います。
それに漬物の香りも、台所で叩く包丁の音さへも再び日本人の“原体験”としていきたいですね。







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