『美しき送られ人』
『美しき送られ人』
中高年仲間のDさんと私の会話。
Dさん「『送り人』の映画の影響で、納棺士の学校ができるのだそうだ。
まるで生きているかのようにきれいに化粧をしはるらしい」
私「あの映画が話題になるちょっと前にラジオで聞きました。葬儀屋さんが
こんな話をしていました」
Dさん「どんな話です?」
私「病気で長患いをする人は、死んだ時に、例えば口が締まらないとか
胸で手を組めないとかなってしまって大変なんですって」
Dさん「えっ、どうするんですか、どうなるんですか?」
私「アゴの骨を折ったり肩や手の骨を折るらしい」
Dさん「それも葬儀屋さんや納棺士の仕事ですか、大変ですな・・」
私「葬儀屋さんがお願いしていました。『健康で元気で死んでください』と」
Dさん「・・健康で元気で死ぬ?って。・・・・」
私「美しく化粧してもらって旅立とうと思うのなら、美しく死ぬ、つまり
ピンピンコロリをせなあかんよと言うことや」
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