「食と健康」・1975年(昭和55年)の謎

田から物 宮崎米穀店

2010年11月04日 09:49

【1975年(昭和55年)の謎】
私が着目したのは1975年から、かなりの病気が一斉に上昇カーブを
描いている謎です。それを「食と健康」について問題がないか調べています。
中でも、大問題は。

【出生数の謎】
問題は、出生数が1975年から滑り台を滑り落ちるほどの落ち方をしている。
その時、私は27歳です、いわゆる団塊の世代です。
当時、『一人っ子』の家庭が多く、「二人三人を産まないと“良くない”」
と言われだし、どこの結婚式でも「二人三人は(赤ちゃん)が欲しい」との
新郎新婦の“決意表明”がありました。
事実、一旦出生数が上がり出した、にもかかわらず「信じられない落ち方」
です。

【男の子の死産率】
もう一つの“大”問題は、まず、出生数から説明をしますと
『女の赤ちゃんが100人産まれると、男の赤ちゃんは105人です』
『死産・流産は女の赤ちゃんが100人死産すると、男の赤ちゃんは
115人でした。』
まさに、1975年からは男の子の死産率は急上昇をします。

【農薬工場の爆発】
かつて、イタリアで農薬工場が爆発・炎上した後、その風下の村で
「男の子が産まれてこない」と大騒ぎになったのです。

※私の不安は、「お腹の中では男の子は農薬に弱い」しかし、
「大人では女性の方が弱いのではないか」という疑問です。

【尼崎市のガン死】
わが尼崎市においても、ガン患者が10万人対比80~90人ぐらいだった。
ガンという病気自体が「大変珍しい病気」でした。
私が中学生の頃、近所の色白のぽっちゃりしたお母さんが「乳がん」で
亡くなった。そういうタイプの女性が「乳ガン」になりやすいという
ことを聞いた。若い時に聞いた例としては、それぐらいでした。

しかし、1975年から「まさに驚くべき急上昇をしている」
今や「右を向いても左を向いても皆ガン死する」悲惨さです。

病気になる原因は、高齢化も含めて色々あります。
しかし、病死や少子化の色々ある原因の中で何が一番の問題点かを
「食と健康」で見た時に、今の時点では外国産食材の食品に占める
割合が30%を超えた。取り分け、若い人がそれを「主食」のように
食べ始めたことを、私は指摘をしています。

外国産食材の品質の悪さ、栽培時に使用される化学肥料と農薬。
それを遠路はるばる運ぶためのポストハーベスト(収穫後農薬散布)や
放射線照射された食品が一番怪しいと見ました。
もちろん、それを加工して食品添加物をさらに使うと言う問題も
あります。

この10年間は、この仮説が間違っていないかどうかを「勉強する」
“旅”でした。今でも、この仮説を明確に否定するだけの根拠はあり
ません。
「元気が一番健康講演会」でそのお話をする決意をした次第です。





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