田から物　宮崎米穀店

〔百年に一度〕の不景気の正体？

【１００年周期】
近代の歴史上、６０年に一度、あるいは百年に一度のサイクルで
来るものがあると言われる。
それは〔大不景気〕と〔鳥インフルエンザ〕
近代の経済の軸となる国は、オランダ→イギリス→米国→日本
そして、→中国へと。その後は→インド、そして再びヨーロッパへと
続いていくのだろう、経済にはそういう流れがある。
※〔→〕は大不景気。
※鳥インフルエンザについては別の機会に。

不景気の原因は〔矛盾の歪みが破裂する〕ため。
一、米国の借金生活の無理が露呈した。
ニ、日本の労働者の低賃金体系や食品の輸入自由化で地方の農(魚)業が
廃れたことで内需が盛り上がらない、だから輸出頼み、とりわけ米国に
頼りすぎたこと。
三、エネルギー資源・食糧資源・原材料資源の高騰による不安心理が働く。

では、どうすれば良いのか？
【食と健康】について言わせてもらえば
一、日本の農(魚)業をその技術・文化を復興させていこうではありませんか。
それも安心・安全で、ひいては環境を破壊しない無農薬有機の「自然法」を
エネルギーを浪費をしない「地産地消」を
食品廃棄を減らせるので自分で料理をする「自活」をもキーワードにして。
ニ、主食(ご飯)を食べることを教えるのが「食育推進事業」です。
日本産か外国産かを問わない、伝統的食文化か外来の料理テクニックかを
問わない(※外国産食材を広めるための)現代栄養学の〔栄養素〕の話には
絶対にだまされない。
三、このことを理解することで、社会的責任投資をする「賢い消費者」に
なることができれば私たちは「健康長寿者」になれるだろう。そうすれば、
医療費も介護費も減らせて、そのお金をさらに環境・文化に使える。
その仕事を次世代、次々世代に残していける。

お米＝田から物、田んぼ＝打ち出の小づちを伝えていければ、
この６０００年間、日本民族は飢えで全滅しなかったのだから、これからの
６０００年間も「我らの命」は続くだろう。