2011年03月01日
資料:≪エコチル調査≫読売新聞から
資料:≪エコチル調査≫読売新聞から
【胎内の化学物質、子どもへの影響を調査 10万人、12歳まで継続…
環境省 読売9/28】
環境省は来秋から、母親の胎内に蓄積された化学物質が子どもの発育や健康に
与える影響について、大規模な調査に乗り出す。
妊婦10万人から血液や尿などを採取して150種類以上の化学物質を分析、
その後の子どもの健康状態を継続的にチェックする。
小児ぜんそくの罹患率が20年間で3倍に増えるなど、子どもの健康異変は
近年、多数報告されている。化学物質の影響を指摘する声もあるが、因果関係は
科学的に解明されておらず、同省では「長期的な調査で検証したい」としている。
調査は人口20万~100万人規模の15都市に住む妊婦10万人の協力を
得て、血液や出産時のさい帯血、母乳などを採取。ビスフェノールAなどの内分
泌かく乱物質や、ダイオキシン類、水銀、カドミウム、ヒ素などの濃度を測定する。
その後、子どもが12歳になるまで数年に1度の面談と、半年に1度のアンケ
ート調査を実施。〈1〉低体重などの発育状況〈2〉ダウン症などの先天異常
〈3〉自閉症や学習障害、注意欠陥・多動性障害(ADHD)など〈4〉アレル
ギー、アトピー――などのほか、生活習慣や家庭環境についても調べる。
文部科学省の学校保健統計によると、過去30年で肥満傾向にある子どもの
割合は1・5倍に増加。国際先天異常監視機構の調査でも、ダウン症や尿道下裂
などの先天異常は25年間で2倍に増加したとの結果が報告されている。
【胎内の化学物質、子どもへの影響を調査 10万人、12歳まで継続…
環境省 読売9/28】
環境省は来秋から、母親の胎内に蓄積された化学物質が子どもの発育や健康に
与える影響について、大規模な調査に乗り出す。
妊婦10万人から血液や尿などを採取して150種類以上の化学物質を分析、
その後の子どもの健康状態を継続的にチェックする。
小児ぜんそくの罹患率が20年間で3倍に増えるなど、子どもの健康異変は
近年、多数報告されている。化学物質の影響を指摘する声もあるが、因果関係は
科学的に解明されておらず、同省では「長期的な調査で検証したい」としている。
調査は人口20万~100万人規模の15都市に住む妊婦10万人の協力を
得て、血液や出産時のさい帯血、母乳などを採取。ビスフェノールAなどの内分
泌かく乱物質や、ダイオキシン類、水銀、カドミウム、ヒ素などの濃度を測定する。
その後、子どもが12歳になるまで数年に1度の面談と、半年に1度のアンケ
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