2011年12月02日
尼崎市の自然食品店長の日記・「幻のミカン」
尼崎市の自然食品店長の日記・「幻のミカン」
同業の米屋の中高年の友人のT店へ行く
私「毎度~、毎度~、居てるかぁ」
Tさん「大きな声やなぁ、元気やなぁ」
私「元気にしとるか?」
Tさん「あかん、売れんわ。そちらわ、どうや?」
私「入って来た玄米餅24個入り1ケースをもう売り切ったでぇ」
Tさん「なんで売れるねん?ええお客を持っているなぁ」
私「お客さんを笑わせて売らないと、売れへんて」
Tさん「有田のあのミカンも、あれは確かに美味しい、うちの店では
そんなには売れへん、あかん。どないして売ってんねん?」
私「“幻のミカン”や言うて売っている」
Tさん「幻のミカン?何や、それ?」
私「昔は1月一杯まで売っていたけれど、12月中に売れてしまうから、
年が開けたらもう無い。だから幻のミカンや。『年内に買うといて』と
言うと、みんな買う、よう売れるんや。初めての人も買うていく」
Tさん「ハハハッ(笑)。よく言うな、負けるわ」
私「他の米屋から宮崎は『口で売っている』と陰口を言われたことがある。
笑かすのは技術が要る。漫才師や落語家は笑わしてお金を取る。口だけで
お金を取るんやで、私はあんなアコギなことはせん。ちゃんと物を売って
お金をいただいている」
Tさん「なるほど、ハハハッ(笑)」
私「こうも言う」
Tさん「何と?」
私「『宮崎の玄米餅と有田のミカンを食べないと正月を迎えられへん』と
お客さんが言うてるいうて売ると、これまた売れるんや」
Tさん「そんなことも言うてるの?」
私「前はよく言われた、『それだけ前向きになれるなぁ、なんでや』と」
Tさん「なんでや?」
私「私の後ろを見て!」
Tさん「後ろに何があるね?」
私「断崖絶壁」
Tさん「?ハハハッ(笑)」
同業の米屋の中高年の友人のT店へ行く
私「毎度~、毎度~、居てるかぁ」
Tさん「大きな声やなぁ、元気やなぁ」
私「元気にしとるか?」
Tさん「あかん、売れんわ。そちらわ、どうや?」
私「入って来た玄米餅24個入り1ケースをもう売り切ったでぇ」
Tさん「なんで売れるねん?ええお客を持っているなぁ」
私「お客さんを笑わせて売らないと、売れへんて」
Tさん「有田のあのミカンも、あれは確かに美味しい、うちの店では
そんなには売れへん、あかん。どないして売ってんねん?」
私「“幻のミカン”や言うて売っている」
Tさん「幻のミカン?何や、それ?」
私「昔は1月一杯まで売っていたけれど、12月中に売れてしまうから、
年が開けたらもう無い。だから幻のミカンや。『年内に買うといて』と
言うと、みんな買う、よう売れるんや。初めての人も買うていく」
Tさん「ハハハッ(笑)。よく言うな、負けるわ」
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:健康講演会・「笑いと健康寿命」
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