田から物　宮崎米穀店

尼崎市の自然食品店長の日記・「サプリメント」

小田南公園の早朝
中高年の男性Ａさん「宮崎さんに聞きたいことがあるね」

私「何ですか」

Ａ「『核酸』って知ってはりますか」

私「聞いたことはあります。サプリメントでしよう」

Ａ「母ちゃんがえらく気に入って勉強会にいってますね。
それがすごいんやけれど、薬では無いので輸入して誰でも買えるん
ですって。あなたの言うサプリメントとかになるのですかな」

私「病気になる理由は、基本的には『体に毒が入る、か、栄養不足』
です。病人が摂取して病気が改善されたらそれは薬になります。
世界一の長寿者はたいていは日本人です。それは日本の自然食品が
それほど優秀だからです。自然食品を食べている人には何の効果も
ないということになります」

Ａ「なるほど。それが一本５２５０円で高いんですよ。３本買うたら安く
なるとか」

私「毎月サプリメント代に５２５０円が要って、病院代に５０００円も1万円も
要るんだったら、スーパーで食品を買うのを止めて、自然食品が買えます。
家に例えたら、何百年も持つ本建築の家と、バラック小屋との違いは、
一番大きな違いは建材、つまり食材です。私は『病院に行ってお金を払うか、
宮崎米穀店で払うか、どちらかや』と言うのですけれど」

Ａ「サプリメントとはどういう意味です？」

私「ガタついた家を締めるスジカイやハスカイ、マタ釘のようなものです。古い
　　家はしっかりはするけど、それだけでは百年は持たない。食材を変えないと。
　　車で言うたら部品交換をして、言わばベンツの車にするか、軽四トラックの
　　ままにするか。そういうことです。頑丈で丈夫なベンツ車になれる」

Ａ「それにしても結構人気がありますよ」

私「輸入食品がこんだけ出回っていたら、取り分け、尼崎市で売られている食品は
　　品質が低い、低すぎるかも。だから人気が出るのですよ」

Ａさん「・・なるほど」