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ゴーゴーご組 本日のごはん塾 
津谷 鹿代子さんのお話の抜粋から

(略)すっかり日本でも定着しているイタリア料理。でも、みなさんが「イタリアン」と聞いて連想するのは「パスタ」や「スパゲッティ」ではないのでしょうか?でも、実はイタリア人は「週に2・3度はお米を食べる、ヨーロッパで一番のお米好き」と津谷さん。特に北部、ミラノやジェノバなどが位置するロンバルディア平原・ポー川流域では稲作が盛んで、生産量も多くヨーロッパ各地へ輸出されています。(略)

 「一番だしのようにトマトソースにも〝一番汁〟があったり、素材そのものの味を大切にしたりと、イタリアと日本の食文化には共通点が多い」と、イタリアの義母から〝おふくろの味〟を受け継ぎ、週に一度親戚や大家族が囲む食卓を切り盛りされていた津谷さんはしみじみ語ります。「でも、高価なものなら何でもよいというのではなく、自分の舌がおいしいと感じたものを喜ぶ姿勢はイタリアに見習うべきですね」。(略)

【私のコメント】
イタリアと日本は緯度が同じです。【北緯35度付近】です。だから“美味しいお米”の栽培が最も適した位置にあると言えます。
イタリアはかつて日本・ドイツと組んだ三国同盟でアメリカと戦ったが、その戦争に負けて戦後にアメリカの食材を押し付けられたけれど、スローフードの“旗”の元、自分たちの食文化と安心・安全の近郊農業を復活させようとしている。日本ほどに“アメリカ食”が浸透しなかったのは、日本と違って「お前の国の自動車を買わないぞ!」と脅されなかったからなのでしようか、その栄養学が広がらなかったからなのでしょうか。

日本食を見直すのは良いのですが、「スローフード」とか「マクロ・・・」とか外国語を使うことに違和感を覚えます。そのことに当り前の良さを失うことの恐ろしさ、食文化の壊れやすさを改めて思います。
ガンバレ!ごはんを食べよう県民運動。

※ 日本の和食を壊すためにいったいアメリカはどれぐらい莫大なお金とそのための戦略があったというのか?そのお金、約60年前の〔1億2千万円〕は今で言うと「×20倍」、そして当時の為替レートは360円だから〔さらに×3.6倍〕=86.4億円
そのお金が栄養学会にパン加工業界に国の役所(農水省など)に流れ、しかも流通業界(商社)の儲けに繋がっていった。
1975年に輸入割合が3割を超え、今や6割。

「お金はこうして使うと良い」という見事な例ですね。
日本は100億円を投じて、日本の有機農業に、完全米飯給食を基礎にした和食の食育推進に、そのための町と村の交流事業を進めて日本農(魚)業を再興させたいですね。聞いています?「太郎さん、一郎さん」


下記をご参照ください。
http://study.gokumi.com/e755.html#more



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Posted by 田から物 宮崎米穀店  at 15:07 │Comments(0)健康

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