田から物　宮崎米穀店

ＮＰＯ法人元気はつらつ倶楽部
Ｈ副理事長殿

退会届け
平成22年７月５日
「食と健康」チームは、諸般の事情を鑑みて、独自色をより強く出した事業を
安心して行いたいとの意思統一をみまして、ＮＰＯ法人元気はつらつ倶楽部を
退会することになりました。ここにお届けいたします。

宮崎温　他３人



ＮＰＯ法人元気はつらつ倶楽部会員各位へ

≪退会の挨拶≫

ＮＰＯ法人元気はつらつ倶楽部を退会するに当たって、
Ｈ副理事長には、「食と健康」の事業を何かにつけ応援をいただきまして
ありがとうございました。Ｈさんの最初の力強い挨拶で、包丁や火も使う
危険も伴う料理教室の空気が明るくなり、「始まるんだ！」と皆さんの気持ち
が引きしまったことを思いだします。今回、会を退く心情・実情もご理解を
いただき、会の皆様へのご報告とご承認をいただくことの労をＨ副理事長
にお願いをするものであります。

会員の皆様には
「食と健康」の事業に何かとご支援や応援を賜りました。
多くの市民県民にとって、事業を楽しみ、勉強になったことと自負して
います。玄米・雑穀・陰陽・御節・「ん」の各料理教室での、老若男女の
和気あいあいとした笑顔と歓声に、幼稚園児や保育園児の親子料理教室・
子ども会での親子料理教室・キッズキッチンでの子どもたちの２時間にも
渡る集中力とおいしそうに食べる笑顔が、この事業の意義をよく表してきた
と思います。

さらに、多くのお母さんお父さん方に、「食と健康」について勉強していた
だきました。取り分け、２００５年２月１３日に元気はつらつ倶楽部主催の
尼崎市労働福祉会館での幕内秀夫氏の講演会の成功は、その大きな波紋は広
がり、尼崎市の行政のみならず、阪神間の市民や行政に、三田、川西市にまで
及び「未来の日本のために食育推進事業の必要性に、そのためにも学校給食の
根本的な改善に、真剣に取り組まなければならない」ことの重要性を訴える
ことに繋がりました。兵庫県での食育推進事業の前進に大きく寄与したことを
ここにご報告いたします。

こうして、これからの２０年後を見据えた尼崎市民・兵庫県民の健康増進
運動に全力を尽くすことができましたことに、深く感謝しております。
言わば、立つ木の陰から子どもを見守るのが『親』心ならば、子どもたちが
健康に育ったことに感謝を覚えるのは６０歳になった頃、だから、立つ石の
蔭から見守るのが『墓』心ならぬ『食育』の“心”です。

「食と健康」チームの行う健康増進運動・「食育」推進事業とは、長い期間を
見据え、根本(食材・料理・食べ方)から変革をしていくという、兵庫県下でも
他に類を見ない内容のある事業だったと、最後に申し上げておきます。

ＮＰＯ法人元気はつらつ倶楽部のますますのご発展と、皆様方のご健勝、
ご多幸をお祈りしまして最後のご挨拶とさせていただきます。
皆様方、ありがとうございました。

「食と健康」チーム担当を代表して　宮崎温