オオサカジン

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20年前までは、普通の米屋でした。尼崎市では米屋はまさに庶民の
『米びつ(財布同然)』です。
どういうことかと言いますと、下町では「おこめを買う時に、米屋に
「“付け(貸り)”が“聞く”」のでした。

ある日のこと。
おっさん「兄ちゃん(私の店)とこの米は“なんぼ”や」

私「10Kgで000円です」

おっさん「高いなぁ。負けとけや。現金で払うさかい」

私「・・・。分かりました。100円勉強しておきますわ」

しばらくは現金で毎回払ってくれましたが、こちらが信用し出した時から

おっさん「今月は要り用があって、来月にしてくれ。いっしょに払うから」

私「・・・。来月必ず(支払いを)お願いします」

おっさん「わかってる」

しかし、その次の月も、おっさん「来月まとめて必ず払うから」と又も繰り越し
で付けが溜まっていく。

ある日のこと、お好み焼き屋で奥を向いて食べていると、入ってくるなり

おっさんの声「パチンコ屋で2万円を負けた。昨日は3万円を負けてしもうた」

私「(ブチっ!)」

後で分かったことだが、おっさんは“元ヤクザ”で生活保護を受けていたとか。

それ以来、「情けは人のためならず」とさとり、現金商売に切り替えていった。

そんな尼崎市の自然食品店は、みんな「全然儲かりはしない」

私「うちのお客さんは知性があって品が良く、自然食品で元気印◎なので、
全然(精神的肉体的にも)疲れない。それだけが救い。
しかも、老けこむ人ほとんど無く。中には軽く“百歳”を超えるだろうと
思える人まで。生まれてくる赤ちゃんも『金太郎か桃太郎』元気印◎!」

私「皆さんから元気を頂いて、元気が“儲け”」と負け惜しみ・・・



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Posted by 田から物 宮崎米穀店  at 14:19 │Comments(0)健康

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