田から物　宮崎米穀店

【食べることに何故？法律？？】
食育基本法が施行されました。
なぜ？食べることについて法律を作ってまで「食の勉強をするのでしょうか？」
実は『命(健康・出産)』に関わる問題だからです。食と病気とははっきりと“関連”がある！からなのです。そのことを勉強していきましょうという事が一番の“目的”なのです。

【真実の情報とは？】
食品業者は学者や研究所に研究費や接待費を出して、〔その食品の良い所だけを調べてください〕、と依頼して、出されてきたその食品の一部分でしかない報告書〔例えば、栄養素や形状など〕を宣伝に使います。
逆のこと、お金を出すから〔その食品の悪い所〕を調べて報告書を出してください、とは誰もしません。だから世の中には“業者に都合の良い科学的データ-”しか出回らないのです。
ある食品の欠点を言えば、今はその業界が「科学的データ-」で反撃をするのです。それに対抗するのには莫大なお金をかけて「科学的データ-」を作らねばなりません。そんなことを誰がしてくれます？
【警告するプロ】
医者とか食に携わるプロは状況証拠や積み重ねの体験である食品や料理法や食べ方を「怪しい、危ない」と思う。
だが科学的データーを作成して提出する所までは「行けない」。それでも警告を発してほしい。今は『それを食べない』リスクよりも、知らずに『それを食べてしまった』リスクの方がはるかに大きい。例えば食品に問題があったかなかったにしても、「その食品を食べなかったから健康に害があった」というリスクよりも「その食品を食べて健康に健康に害があった」リスクの方が大きい。
私たちは【この食品は科学的に安全だと言う人よりも、この食品は危ないという人を信じる】立場を取る方が良いと思います。

【毒薬の基準】
農薬は正真正銘の毒薬です、だから基準を設ける。外国産食材の輸入を認めるためには、農薬の基準は緩めに緩められています。最近、日本米が中国に輸出されることが決まった。日本の米はポスト・ハーベスト（収穫後農薬散布）をしていないので虫がわくから虫をいれたくない中国は「輸入を拒んできた」が、殺虫処理をすることで合意に達した。このように国の間の輸出輸入には【虫一匹入れられない】のでポスト・ハーベスト(収穫後農薬散布)をせざるを得ない。
外国産の小麦粉や米には虫がわかない。当然農薬の基準は緩められる。日本が車や電気製品を売るためには「危険であっても農産物を輸入するしかない、止められない」のです。だから、食材に必ず「外国産の表示」を義務付けてあるのです。

【食育の基礎】
科学的データ-も農薬の基準も「変だ・おかしいと思う人を納得させるために使われる」 のです。
それを信じるよりもそれでも「変だ、おかしいと言ってくれる人の言葉に耳を傾ける方が良い」と思います。
子どもは自分で食べ物を選べません。親が選ぶしかないのです。非力な子どものためには、
「本来食べて来なかった外国の食べ物」をおかしいと思い、「少しでも危ない食べ物」を食べてほしくはない、その親心が【食育の基礎】です。