田から物　宮崎米穀店

自然食品店を20年前からやっているんですけれど、１０年前に「食と健康」とは
関連があるなと分かり、それからは月に一、二度講演会などの勉強会に行き、本や
テレビなどもチェックを入れてきました。もう10年にもなるので、そろそろお話を
させてもらってもよいかな、と思い、一昨年、昨年と２回「元気が一番健康講演会」
を開催しました。

皆さんは、勉強をして、料理を学んで健康で元気で暮らす。子どもさんは健康で
丈夫に育ってもらう。こういう時代ですが、「健康で元気であれば、何とかなる」
と言うのが私の持論です。

私の話は「食と健康」編が１時間、「食と病気」編が１時間です。
今回の私の話は「食と女性」編です。
女性が百歳まで健康で元気で生きるための話、百歳まで美しいまま、美しいまま
生きるために聞いていただきたいお話です。たぶん、３０分くらいです。
女性の年齢には、節々のカーブがあり、その時に脱輪したり脱線をしないように
と思い聞いていただけたらということです。



キッズキッチンや親子料理教室、今日も子どもさんも料理教室に来ておられますが
子どもさんが健康で元気で歳を取られて、「あの時の料理教室は役に立ったなぁ」と
思った時には、５０歳を６０歳を過ぎたころ。「自然食品のお陰で健康で元気で
生きてこられた」とその時に思うでしょう。そのころには私はもう居りません。
『親』という字は、「立つ木に見る」と書きます。「立っている樹の蔭から我が子を
見守る」それが『親心』だというのです。

『食育』と言う言葉はこの頃はよく聞くようになりましたが、食育の“心”は
立つ石の影から見守るのが『食育心』だと言いたいのです。それぐらい長～い
スパーンの教育です。