田から物　宮崎米穀店

「食と女性」編（八）

女性の年齢の節々の話です。

【33歳】は『厄年』

【40歳】はSOD(活性酸素を解毒する酵素)が減少を始める。
つまり老化が始まり、乳ガンになる確率が上がるので、

【45歳】は閉経する。
一つには、ガンになる危険が大になるので女性ホルモンを
止めて閉経する。女性ホルモンは出過ぎると、「色白のポッ
チャリのボイン」になって乳ガンになりやすくなることは
知られています。それは「何故か」は分かっていません。

【ガンの予防食】
「芋（いも）・タコ・南京（なんきん）」は昔から女性の好きな
食べ物として知られています。
これは、私には『ガン予防』の食べ物ではないかと思えます。
タコは免疫力が高くなる≪タウリン≫が豊富な食べ物。
母乳に多く含まれて、乳児の感染症予防に力がある。
芋は熱に強いビタミンCや食物繊維、ミネラル。南京はビタミン
A・Eが多く、葉緑素や食物繊維。抗酸化物質という強力な援軍です。

本当はご飯＋味噌汁＋芋（いも）・タコ・南京（なんきん）
だったのだろうと思います。なぜご飯とみそ汁が抜けたのか？
一般家庭では当たり前すぎて言わなかったのだろうと。

１９７５年に日本人が食べる全食品に占める輸入割合が「3割を
超えた」ころからあらゆる病気が増えだした。
※お米の消費が３割も落ちている。３回に１回はご飯を食べない？
　若い人たちの「朝ご飯＋味噌汁」から「パン＋バター＋ハムエッグ」

１９７０年にはそんな食生活を若い人たちは始めていた。
女性の乳ガンの死亡率が上昇を始める。
しかも２０代３０代の若い女性たちの乳ガン死亡率が増え始める。

１９８０年にはこどもたちのアトピー性皮膚炎が『社会問題』に
なるという現象が起きている。
子どももお母さんたちと同じ食事を食べる。化学物質の恐いところは
お母さんたちの毒が子どもたちの体に移り、重篤な病気になる原因に
なることです。
私は言うのです「妊娠中は子どもの代わりに“食べている”のだから
せめてその時と授乳中は自然食品にしてもらえませんか」
※子どもの喘息のグラフですが、アトピー性皮膚炎も同じ軌跡を描いています。




資料：乳がん（TVから）
※２００８年１０月１日・毎日テレビ・はなまるマーケットから

女性の乳がんはこの20年間で発症率が2倍に急増している。
20人1人が発症している確立で、年間4万人が発症していて
11000人が死亡している。
男性も100人も乳がんで死亡している。

乳がんによる死亡数(女性)
1965年 1966人
1975年 3262人
1985年 4922人
2007年 11322人　(毎年4万人が発症)

乳がんは母乳を作る乳腺にできるガンです。
小葉(しょうよう)と言うお乳を作る所とそれを運ぶ乳管(にゅうかん)の中の
細胞がガン化してできる。三種類のタイプがある。

一、圧排型＝触った時に「しこり」を感じる。固いしこりを作る。
二、侵潤型＝乳腺のすき間にしみ込むタイプ。固いしこりを作る。
　　乳房の表面に「ひきつれ」や「えくぼ」が出来る。
三、乳管型＝乳管の中を広がっていくタイプ。分かりにくい、乳腺が硬く
なったり乳頭から出血したりする。

セルフチェックは月経の後が良い。

日本人女性のライフスタイルの変化が指摘されている。
乳がんのリスク要因
■出産・授乳経験がない
■高齢出産である
■肉親に乳がんの人がいる
■初潮を迎えるのが早かった

〔エストロゲン〕との関係は、
子どもを産んで授乳をすると乳腺が乳がんにかかりにくくなる。
初潮を迎えて子どもを産むまでの期間が長いことがリスク要因になる。
【予防】
●高齢になって太らない
●長期に渡るホルモン補充療法は避ける
薬による予防法もできるようになった、現在は副作用がある。

※当時放送されたものをまとめています。そのまま、再録しました。