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花粉症と抗ヒスタミン

むすび(正食協会発行・2011年2月号から抜粋)

「狂牛病は終わってはいない」
(略)
花粉症というのは、花粉がやってくるとそれが外敵の襲来だと
からだの免疫系が認識して、細胞が周りにSOSの信号を出します。
それがヒスタミンというものです。
そのヒスタミンは細胞の間を漂って、別の細胞に到達します。
この細胞は、細胞の表面にヒスタミンレセプター(受容体)と
いうアンテナのようなものを出していて、そこにヒスタミンが
結び付くと、それがくしゃみ鼻水や涙になってあらわれます。
そうすることによって、できるだけ早く、この花粉を体から洗い
流そうとする免疫系の働きで、これが花粉症のメカニズムです。
(略)
ヒスタミンとヒスタミンレセプター(受容体)の間の連絡先を
遮断してやれば、花粉症を和らげることができるわけです。
そういうふうにつくられたのが抗ヒスタミン剤で、これは
細胞が元々つくっているヒスタミンという信号物質の偽物です。
(略)
これが西洋医学の基本的な考え方で、ほとんどすべての薬物と
いうのはこういうやり方で、多かれ少なかれ、何かの経路を
ブロックしています。

しかし、私たちのからだというのは、機械ではなく動的平行状態
にあるので、その場は確かにブロックされてしまうのですが、
押されれば押し返してくる、沈めようとすると浮かび上がる、
切断すればそれをつなぎあわせようとするのが動的平衡ですし、
欠落すれば、それを埋め合わせようと新しい平衡状態を求める
のが生態、生命のあり方なわけです。

つまり、いつもいつも邪魔されているので細胞はもっとたくさん
のレセプターを表面につくり出してしまいます。一方の細胞は
ヒスタミンをいくら出しても届かないので、もっとたくさんの
ヒスタミンを細胞の中につくり出してしまいます。
(略)
ますます過敏な体質を自らつくり出してしまうというリベンジを
受けることになってしまうのです。これは、すべての薬について
いえることなのです。



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Posted by 田から物 宮崎米穀店  at 14:26 │Comments(0)健康

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