田から物　宮崎米穀店

資料：乳ガン高いリスク

２００７／０２／２１日本経済新聞より

日本人で乳ガンのリスクが高い女性は、身長１６０㌢以上、出産経験が無い、
初潮年齢が早いなどの傾向があることが、厚生労働省研究班の約5万5000人を
対象にした調査でわかった。

【乳ガンリスク】
① 〔閉経前〕
初潮年齢が１４歳以上だった女性＝１６歳未満×4倍
　　出産経験が無い女性＝出産経験がある女性×1.7倍
②　〔閉経後〕
　身長１６０㌢以上の女性は、＝１４８㌢未満の女性×２．４倍
５４歳以上で閉経した人は＝４８歳未満に閉経した人×2倍　
出産経験が無い人は＝出産経験のある人×2.2倍

【幕内秀夫氏の文章から】
栄養学者の中には「栄養改善によって体位が向上した」という人がいる。
実際、食生活の欧米化が「体位」に与えてきた影響は否定できないだろう。
そのことは決して悪いことではない。
しかし、それに伴って「体質」はどうなったのか？
子どもたちのアトピー性皮膚炎やアレルギー疾患の増加という問題を生じ
させることになった。
乳がんもその典型的な病気の一つだと考えている。私は何年も前から、
「病気の原因は複雑だ。食生活だけで語れるものではない。だが、
あえて食生活の影響の大きな病気を上げるとすれば、
一番は乳がん。
二番は子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣のう腫などの婦人科系疾患。
三番が子どものアトピー性皮膚炎だと思う」と言ってきた。
したがって、この結果には何も驚くことはない。たぶん、子宮筋腫、
子宮内膜症、卵巣のう腫なども調査をしたら同じ結果になるだろう。
残念だが、乳がんはこれからも、どんどん増えることが予想されている。
「栄養改善によって体位の向上」の意味が問われることになるだろう。

【宮崎　温の文章】
【考えられる理由】
女性ホルモンは肥満細胞から出る。高脂肪・高蛋白質を多く摂取すると
肥満になり女性ホルモンが多く出て〔乳ガン〕のリスクが高まる。
（その仕組みは未だかっていない）。
高脂肪・高蛋白質の食べ物には外国産食材の比率が高まる。
その食材の農薬に晒される危険リスクは高まる。そういう食べ物を摂取
する人は『味噌汁』や『ご飯』を食べていない人が多いらしい（幕内秀夫
氏の話）。

【椅子取りゲーム】
誰が乳房に到達するか？入れば鍵がかかり他は入れない。
【活性酸素の毒性】
農薬　＞　　　女性ホルモン　＞　　お味噌のイソフラボン
（超強力）　　（中毒）　　　　　　（弱毒）

【天然醸造のお味噌を】
自然食品の大豆で天然醸造のお味噌は豆の栄養が多く熟成が良いので
消化吸収が良い、栄養分も多く増して「おいしい！」。

【外国産の大豆は遺伝子組換えの問題がある】
強力な農薬が使われている。強力な活性酸素を女性器官で発生させる。
蛋白質の“質”が変わるのでアレルギーの出る可能性がある。
大陸の土には栄養が少なく、化学肥料で育てられた大豆は“栄養不足”、
なので「国内産」をお薦めします。

【乳ガンリスクの減少】
① 味噌汁
朝晩味噌汁を飲んでいる人は
閉経前の人は「４０％減」　　閉経後の人は「７０％減」

② 女性の好物と言われる芋・蛸・南京
はガン予防の食べ物。だから
『ご飯＋味噌汁＋芋・蛸・南京』は最強のガン予防の食べ物だった
（「だった」って？）
目覚めよ！大和撫子（やまとなでしこ）たち。

「知らなかったではすまない恐ろしい食の時代に私たちはいる」
ことを、病気は必ず理由がある。だから
「病気を治す最高の方法は病気をしないこと」なんだと。

今の長寿の女性の基本食は昔ながらの「ご飯と味噌汁などの和食」
何と！かなり徹底的な「外国産食品嫌いの人たち」なのですよ。
それも、助かった理由の一つだと私は思います。