田から物　宮崎米穀店

覚書・歴史ヒストリア「島津家兄弟」

歴史ヒストリア　九州最強、島津義久（兄）・島津義弘（弟）の生きるチカラ

伊東家との戦い
「一部の犠牲を確実に大きな勝利につなげるのが島津の強さの秘密」
【家くん】
「善も悪、悪も善なり。その日は憐れみをおぼえても、翌日はその憐れみが
身を滅ぼす災いとなることを知れ」
「国を預かる者は目先の感情ではなく、地洋紀的な国益で判断せよ」

豊臣秀吉との戦い
一戦に敗れた義久は頭を丸めて丸腰で単身出頭、秀吉に和睦を申し出た。
解説「二人はそれぞれの役割を分担したことが島津の生き残りに役だった」
薩摩隼人の『盾』の説明
鋸刃の模様は外敵や悪霊を寄せ付けない力を、渦巻はそれらを引きよせ
消滅させる力を持つとされる。

秀吉の命
何回も出動させられて『財政難に』
秀吉「義弘は兄・義久に代わり鹿児島（本）城に入れ！」
義弘「・・自分が兄にとって代われば島津家は分裂するかもしれない」
城を出るが途中で『止まってしまう』
義弘「秀吉さまの命に従い本城へ移るつもりでしたが、準備があるので急には
できません。そのため、中宿、仮の宿を設け、しばらくとどまることにしました」
秀吉死去。

関ヶ原の『敵中突破』
義弘には1000余の兵力。「てきは何方が猛勢か」「東よりのてき、以ての外
猛勢」「その猛勢の中へ可相掛」
『捨てたまり』戦法で脱出。鹿児島にたどりついたのは数十人だった

家康は数万の兵を出して迫る。
義久が出陣。徳川とにらみ合い。義久に上方に来るよう命令。
「国境の道が軍勢に塞がれてどうにも通行できません」
「旅費が足りないので延期させてください」
「病気になりまして仮病ではござらぬ」
鹿児島沖で中国の明からの『福州船二隻が襲われる』
家康「薩摩・大隅などもとの領地を安堵する。私と義久は親しいので
私に刃向かった義弘はおとがめなしとする」

「島津の勝ち戦では何もしていません。勝利はすべて弟や家臣の働きに寄るものです」