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「壊疽(えそ)の足を救う」
朝日新聞朝刊(2012年4月15日)から

糖尿病壊疽(えそ)の足を救う血管外科医 笹島 唯博(ただひろ)さん(65)

糖尿病から動脈硬化が進み、足の血管が詰まると、その先が壊疽(えそ)を
起こす。本人の手や足の細い静脈を少しずつ取ってつなぎ、移植するバイパス
手術を施す。
よその医療機関で「切断するしかない」と宣告された足を救って来た。
手がけたのは600例。執刀を続ける教授を頼って旭川医科大の血菅外科には
全国から患者が集まった。
コント集団ザ・ニュースペーパーの渡辺又兵衛さんは左足失った翌年受診し、
「右足は心配ない」と言われた。
「もっと早く先生を知っていたら、左足を切らずに済んだのにね」

糖尿病は全身病だ。左足が壊疽だと右足も侵されやすい。足壊疽になった患者の
5年生存率は下がるというデータ―もある。

若いころは血菅つなぐ手術が苦手だったが、興味を覚え、腕を磨いて血管外科医の
道に進んだ。

壊疽の足を救うバイパス手術の効用は米国の研究に教えられた。詰まった所を
迂回して静脈を足首に付近につなぐのが主流だったが、17年前、足の太さ1mm
弱の血管につなぐ手法を編み出す。この10年はほぼ足壊疽専門だ。
「手術した途端、劇的によくなる。痛みが消えたと家族にもわかる。治した!
 という感じがしますね」
定年を機に8月から東京・江戸川病院に移る。術後半年は全身管理が必要だ。
土日も入院患者を診る日々は変わらない。



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Posted by 田から物 宮崎米穀店  at 16:08 │Comments(0)健康

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