オオサカジン

健康 健康   | 大阪府

新規登録ログインヘルプ



2007年12月12日

健康の漢字。

健康長寿の極意

【健康】の「健」という字は「人」+「建てる=家」つまり家に例えている。
つまり100年持つ本建築の家と4~50しか持たない言わばバラック小屋との違いを考えてみましょう。何が違うのか?
① まずは使っている建材、材料が全然違う。
② 建て方が違う。
③ 住み方?きれいに掃除をして補修して大事に使う。
④ 借家?

これを「食」に言い換えてみると
① 食材が違う。
日本産の自然食品は農薬を使わない、もしくは減農薬でしかも化学肥料を使わずに堆肥などを使用して、そして露地栽培だから今では『75日長生きする』どころの話ではない。
日本は森の国だから土が肥沃でしかも四季があるので普通は1年で1回農産物の収穫。
だから栄養という言葉よりも滋養が豊富な食べ物に育つ。一栄養素の力よりも総合力があるという意味で滋養という言葉で使いたい。例えば同じほうれん草でもハウス栽培よりも露地栽培の旬のほうれん草とでは栄養価が全然違う。その違いこそ『大きい』のに、現代栄養学は栄養素があれば良いぐらいの話で「強調しない」。
『身土不二』という言葉が使われるように、地域で取れた食べ物はまさに長寿の薬とも言える。取り分け、外国産食品と日本産食品の決定的な違いも栄養学的には「言わない」。
百年持つか数十年で終るかという一番根本の話を「言わない」。

② 体が違う。料理方が違う。
欧米人の胃袋は丁度“洗面器”みたいな形をしている。日本人の胃袋は胃下垂型です。しかも彼らの胃袋は「デッカイ」。寒冷地に住み、いつ獲物に出会うが分からない肉食中心の生活で農産物も土地が痩せていて質が良くないので動物性食品に頼りしかも量でカバーするため「大食い」である。大陸人はたいていは大食いなのはそのためだと思います。
寒さには熱が逃げにくいので体がデッカイ方が「有利」ということもあるだろう。
しかし、日本の食べ物は言わば『金銀』、とりわけお米(玄米)は『ダイヤモンド』、野菜は 健康長寿の『薬』。世界一の健康長寿者が常に日本人なのはこの国の食べ物の『お陰』なのです。食の欧米化が始まった30年前は「すでに80歳」、いまさら食のスタイルを変えることは無かった。そのころまでの日本の食べ物は『自然食品しか無かった』ことで体の基礎がしっかりしている。その土地の旬の食べ物で伝統的な料理法こそ長生きの秘訣では。

③ よく噛んで少なく食べる。
『腹八分目』と言われるが今は力仕事の労働や運動量が少ないので『腹六分目』と言われる。「いつもお腹が空いている感じ」だと言われる。
④ そして、家(体)は例えて言うなら何時までも使えるわけではないので「借家」でもある。期間が来たら『お返しする』、それまでは「大事に住まわせてもらう」と考えてみて、建材を選び手入れもして掃除をして大事に大事に使いましょうか。



同じカテゴリー(健康)の記事画像
健康食品とは自然食品とは醗酵玄米ギャバとは
醗酵玄米ギャバ・小話「笑って」
醗酵玄米ギャバ・小話「ベタしゃべり」①
醗酵玄米ギャバ・小話「寿命」
醗酵玄米ギャバ・小話「女は女性・・」
醗酵玄米ギャバ・小話「バリヤ―(防護壁)」
同じカテゴリー(健康)の記事
 :健康講演会・「笑いと健康寿命」 (2019-09-23 10:53)
 店長日記・「山に登る」 (2019-09-19 07:12)
 店長日記・「フェイスブックの中の『食から社会を変えていく』への投稿文」 (2019-09-19 05:55)
 気になる記事・「100歳以上7万1238人」 (2019-09-17 03:52)
 店長日記・「人生100歳」 (2019-09-17 03:41)
 店長日記・「夢物語」 (2019-09-11 05:13)

Posted by 田から物 宮崎米穀店  at 07:51 │Comments(0)健康

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。