田から物　宮崎米穀店

(三)子ども：高齢者：大人の違い
①一般的に“好き嫌い”をするのはどの世代？その理由とは？
②この世代の好きな食べ物は？
③風呂の湯、熱いお湯を好むのはどの世代？嫌うのはどれ？
④体温が高い世代は？低い世代は？その理由とは？
⑤体温が高いために好む食べ物は何？陰か陽性か？
⑥動くのが好きな世代はどれ？その理由は？


　　　　好き嫌い　好物　　風呂の湯　　　体温　　　好物　　動物　　運動　
子ども
高齢者
大人　　　　

答え
　　　　好き嫌い　好物　　風呂の湯　体温　好物　動物　　運動　
子ども　する　　　ごはん　ぬるい　　高い　砂糖　動きたい　好き
高齢者　する　　　ごはん　熱い　　　低い　良い　動けない　個人差
大人　　しない　　

① 子どもと高齢者の胃袋は「小さい」。小さい胃袋で子どもは大きくなる丈夫にならねばならぬ。高齢者も又小さい胃袋で寿命を伸ばさねばならないから。
大人は何でも食べて量でカバーする。
② 完全栄養食品に近いのが米飯。昔、子どもたちが夕方遅くまで皆で公園で遊んでいた時代。お母さん「Ａ男、Ｂ子ごはんですよぉ～」と呼びに来た。お母さんは知っていたの
です。子どもが一番好きな食べ物はごはんだと。子どもに良い食べ物はごはんなんだと。
食べ残しがあると「ごはんだけは食べてしまいなさい」と。
高齢者「わしらは食べる量がちょっとあったらよいのじゃ。スーパーのお米は喉を通らない。米屋のおいしいお米を食べたい」
③ と④子どもは新陳代謝が早い(私たちは何年かごとに体を部品交換しながら使っていく)ので
体温が「上りすぎる」傾向になるのでむしろ「下げたい」のだからぬるいお湯の方を好む。高齢者は体温が「下がり過ぎる」傾向になり活力や免疫力が落ちるので体温を上げるために熱いお湯を好む。熱いお風呂が好きになってきたら「老化が進んできた証拠」
高齢者がよく熱い風呂を自慢するが「お門違い」。
④ 子どもは砂糖が好き。一つには自然界の食べ物は甘いものには毒が無いので安心だということと、砂糖は熱い所で取れるので陰性で体を冷やす効果がある。高齢になると体に良いモノが好きになってくる。
⑤ 子どもが動き回りじっとしていない理由は心臓のポンプの力が弱いので筋肉の動きでそれを助けるからとされる。勿論筋肉や骨格の発達させて丈夫な体を作り長く使うためです。
食べ物も固めの方が本来は好きなはず。噛むことでストレス解消にもなるし頭の血流が良くなるので『気持ちが良い』のだろう。当店は兵庫県産の減農薬有機米の胚芽米を保育園に納品させてもらっているが「大好評」。有機米は噛むほどに味かあり「美味しい」。
子どもにとっては「お米が元気で丈夫な体を作っていくための一番良い食べ物だ」と本能的に分かるのだ。高齢者の米飯給食の所にも収めさせていただいているが「柔らかいお米」の方を希望される。歯は大事！